レーザー装置の普及を通して、
痛みのない歯科治療を叶えていく。
青木 友美

セールスプロモーション部

保健医療福祉学部 
健康開発学科 
卒業 / 2013年入社

歯科治療と言えば「キュイーン」という独特で不快な音やゴリゴリと歯を削る振動、そして痛いというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。歯の健康は心身の健康に欠かせないものであり、毎日を気持ちよく過ごすためにきちんとしたケアが欠かせません。でもその一方で、歯科治療に苦手意識を持っている方もきっと多いはずです。
そんな歯科治療へのイメージをガラリと変えるのが、モリタが普及を進めているレーザー装置。実は、世界に先駆けてレーザー技術の歯科治療への転用に成功したのが、何を隠そうモリタグループなのです。私は今、セールスプロモーション部の一員として、痛みのない治療を叶えるレーザー装置の歯科医院への普及を担う仕事を任されています。

歯科治療と言えば「キュイーン」という独特で不快な音やゴリゴリと歯を削る振動、そして痛いというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。歯の健康は心身の健康に欠かせないものであり、毎日を気持ちよく過ごすためにきちんとしたケアが欠かせません。でもその一方で、歯科治療に苦手意識を持っている方もきっと多いはずです。
そんな歯科治療へのイメージをガラリと変えるのが、モリタが普及を進めているレーザー装置。実は、世界に先駆けてレーザー技術の歯科治療への転用に成功したのが、何を隠そうモリタグループなのです。私は今、セールスプロモーション部の一員として、痛みのない治療を叶えるレーザー装置の歯科医院への普及を担う仕事を任されています。

医科用レーザーでは、
歯の治療はできない!?

20世紀最高の発明の1つとも言われているレーザー。すでに1960年代には、医科用レーザーは実用化されていたそうです。しかし、レーザーを使った治療の対象となったのは、目や臓器などの軟組織に限られていました。歯という硬組織に照射すると、歯質の炭化や熱歪みによる亀裂が生じるため、歯の切削には適さないことが判明したのです。当時、歯科用レーザー装置の実現は、限りなく不可能に近いと言われていました。

ですが、そのような不可能にも挑戦するのが、モリタの真骨頂。他にない独創的な製品を開発していくマインドを胸に、多くの研究者たちがレーザー装置の開発に取り組みます。途中、何度も開発プロジェクトは行き詰まり、研究が休止することもあったそうです。しかし、そのたびにモリタの研究者たちは新しい解決の方法を追い求め、従来の方式とは全く違うレーザー技術によって、製品化へと突き進んでいきます。

実用化に向けた研究開発のスタートから実に20年。長い年月と多くの開発費用を投資して、モリタグループはようやく歯科用レーザー装置の開発に成功します。1996年、レーザー装置「アーウィン」の発売が開始。その後も、様々な改良が加えられ、現在では日本国内はもちろん、世界中でモリタのレーザー装置が歯科治療の最前線に導入されています。

製品の開発が
ゴールではない。

モリタグループは、歯科医療器具を研究開発するメーカーであり、その普及を手掛ける商社でもあります。さらに言えば、モノを売るだけでなく、製品を使った新しい治療方法を歯科医師や歯科医療従事者のみなさんに提案していく「コト売り」を手掛ける存在でもあります。

長い年月をかけて開発したレーザー装置も、実用化がゴールではありません。実際の歯科治療の現場で使われてこそ、本当の価値を発揮します。私が任されているのは、そのための仕事です。

レーザー装置は、まだまだ新しい治療器具ですから、専門的な知識やどのように治療に役立つのかをご存じない歯科医師の方が少なくありません。セールスプロモーション部では、モリタ製品のデモンストレーションを行ったり、一定期間の実機の貸し出しなどによって、製品への理解を促し、その利点と効果を歯科医師のみなさんに感じていただける支援活動を行っています。

時には、私たちがセミナーの講師役となって、医科医師の方々に集まっていただき、レーザー装置の使い方や機能、特徴などをレクチャーする機会もあり、さまざまな形でレーザー装置の普及活動に取り組んでいます。歯科医師のみなさんから専門的な質問を受けたり、治療への役立て方に関する質問を受けることが多いため、深く広い知識が問われる仕事です。大変なこともありますが、1つでも多くの歯科医院に導入してもらえることが、痛みのない治療を広げていくことに直結しているだけに、本当に大きなやりがいを感じています。優れた製品を通して、健康で豊かな生活を創造していくモリタグループのミッションを体現できる仕事と言えるのではないでしょうか。

歯科医師のみなさんとの
コミュニケーションが、
歯科医療の未来を切り拓く

優れた製品を多くの歯科医院に提供している私たちの仕事ですが、決して一方的に製品やサービスを提案するだけが目的ではありません。歯科医療の中心にいらっしゃる歯科医師のみなさんの声を基に、ニーズにマッチした製品・サービスを提案することこそが、とても大切な部分です。

いわば、歯科医師のみなさんと商社であるモリタの協働によって、新しい治療技術が生まれたり、必要な治療機器や歯科材料が研究・開発されていくと言えるでしょう。実際に、レーザー装置の研究開発も、歯科医師の「レーザーを歯科医療にも役立てられないか」という言葉からスタートしたと伺っています。またその逆も多く、モリタが開発した技術や製品・サービスから、新しい治療方法が確立された実績も数えきれないほどあります。今では当たり前になった水平位診療(患者が仰向けになり、医師が患者の頭の後方から治療を行うスタイル)を普及させたのもモリタです。

ニーズが先か、製品・サービスが先かは特に問題ではありません。双方が密接に関わり合い、互いに足りない部分を補うことで、歯科医療は発達してきたのだと思います。私たちの仕事にはそんな一面もあり、歯科医療の未来につながる仕事に日々携わっている実感があります。

すべての歯科医院に
モリタの製品を。

私の担当はレーザー装置ですが、歯科医療の現場では新しいテクノロジーの導入がどんどん進んでいます。モリタには、CT(コンピュータ断層撮影)や歯科用のマイクロスコープといった最先端の技術を駆使した製品が数多くあり、歯科医師のみなさんのニーズを満たす提案がいくらでも可能です。また、歯科医師の方々のオーダーによって、独自にカスタマイズした製品を提供することもでき、それぞれの治療方針に合った環境を整えるトータルでの提案も十分にできます。

医療の最前線に立つみなさんが、どんなことに悩んでいたり、どんな不安を持っていらっしゃるかを伺い、その課題をピンポイントで解決していける点が、モリタの最大の強みだと思っています。歯科医療の総合商社だからこそできることがあり、私たちの仕事が必ず患者さんの役に立てる自信を持って、毎日の仕事に取り組んでいます。

目標は、すべての歯科医院にモリタの製品を導入していただくことです。そのためにできることはまだまだたくさんありますし、だからこそやりがいも大きい仕事だと思っています。歯科医療に携わる方々の先にいる患者さんの笑顔のために、この仕事を極めていきたいですね。たくさんの人と出会い、その出会いを通して知識を学び、私自身も成長してきたいと思います。

上司からひとこと

青木さんの魅力は、周囲への気遣いのセンスがあり、積極的に何でも取り組んでくれる点です。セールスプロモーション部全体のミーティングや会議がある際には、ファシリテーターとして会議をまとめてくれる頼もしさを感じます。事前の準備もしっかりとできるのは、本当に素晴らしい点です。販促活動においても同様に、きちんと準備を整えた上で行うデモンストレーションの技術は高く、実績にもつながっています。彼女がデモを担当した後は、非常に売上が好調です。チームの主力として、レーザー部門をどんどん引っ張って行って欲しいですね。

清水 篤

セールスプロモーション部 課長

先輩たちの声

VOICE
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いろんな部署の社員たちが本音でトーク。
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